INSTRUCTOR INTERVIEW

しんDoさん
たくさんの人達をお腹いっぱいに できるような活動をしていきたい
しんDo さん

CORE 8 FITNESSマスタートレーナー
クラシックバレエ、HIPHOP、JAZZなどのダン
ススキルを幼少期より習得。ダンサーとしての
経験を活かし、きめ細やかな体の使い方と表
現力豊かな指導は、今最も期待されるダンスイ
ンストラクターの一人。
しんDo 公式ブログ
http://s.ameblo.jp/shin-do1225
CORE 8 FITNESS 
公式Facebook 
https://www.facebook.com/CORE8Fitness

昔も今も家庭用フィットネスエクササイズ機器やDVDの人気は衰えを知らない。私の実家にも何だかごつい機器が幾つかあった記憶がある。♪倒れるだけで腹筋ワンダーコア~♪でお馴染のワンダーコアは、昨年5月の発売以来50万台を売り上げ、メディアを賑わせたビリーズブートキャンプに至っては、なんと160万セットを販売したという。
これら家庭用フィットネスエクササイズ機器やDVDの販売を手掛ける企業が、株式会社オークローンマーケティングだ。業界規模1兆円超の通販市場において急速な成長を遂げた同社は、今年から〝家庭用〟だけではなく、フィットネスクラブ向けのプレコリオダンスプログラム〝CORE8FITNESS〟(以下C8F)の販売も始めた。今春、このプログラムの創始者であるヤーナ・クニッツ(以下、ヤーナ)が日本で初めてC8Fを披露すると、瞬く間に業界内外で話題となった。
今回ゲストにお呼びしたしんDo(しんどぅー)さんは、C8Fインストラクター養成コースの一期生であり、ヤーナから3日間に渡り直接指導を受けた一人だ。そして、そのポテンシャルの高さが認められ、日本におけるマスタートレーナーとしての活動を託された。
「もともとダンサー、そしてダンスインストラクターとして活動をしていたのですが、知人に勧められC8Fのインストラクター養成コースを受講する事になったんです。最初は戸惑いもありましたが、ヤーナのダンススキルの高さ、そして人柄に魅了され引き込まれました」
私もDVDを拝見させて頂いたが、ヤーナのラテンダンスのレベルの高さは、今までフィットネス業界で見てきた〝ラテン系〟の動きは何だったのかと思わせるほど、別次元の動きに見えた。それもそのはずだ。ヤーナは競技ダンス(社交ダンス)を専門として活動していた経歴を持ち、なんと世界の頂点までをも極めた人間であった。
「ヤーナのダンススキルは本物です」
そういうしんDoさん。3歳から中学2年までクラシックバレエを習ってきており、その後ジャズダンス、ヒップホップとジャンルを問わずダンスの基本を幼少期から叩き込まれてきた。彼女もまた本物のダンサーだ。そのしんDoさんが解説する。
「このプログラムの凄いところは、競技ダンス世界チャンピオンのヤーナが作ったという表面的な事ではなくて、世界チャンピオンのヤーナが初心者の気持ちやニーズを深く理解して、ラテンダンスエクササイズをプログラム化したところなんです」
確かに、このプログラムは非常にシンプルな振り付けとなっており、フィットネスクラブのコアなダンスマニア層だけをターゲットにしていないことが分かる。とは言いつつも、運動量は非常に高いため、ラテンダンスを踊りこみたい上級者にも満足してもらえる内容となっている。様々なラテンのリズムをノンストップで行う、今までになかった完全プレコリオプログラムは、メジャーなプレコリオダンスプログラムとは一線を画すエクササイズとして、今後の発展が期待できる。そのC8Fマスタートレーナーとしての活動を今春から開始しているしんDoさんのこれまでの経歴を聞いてみた。
「高校3年のときに親友に誘われてダンススタジオに通い始めたのがこの仕事に就くきっかけです。そこから私のダンス一色の人生が始まりました」

こう聞くと、積極的に自ら行動する人なのかと思いきや、どうやらそうでもない人生を送ってきたらしい。
「自分の言うのも何ですが、両親に大事に育てられてきて、高校、大学はお嬢様系の学校に通っていたんです。親の敷いたレールに乗っている感じでしたが、特に居心地が悪いわけでもなく、それなりに楽しい生活を送っていました」
しかし、一度だけご両親を激怒させたことがあったという。
「ダンサーをやると言ったときは両親の逆鱗に触れましたね」
それまで、ケンカも口ごたえもしたことがなかったというから、ご両親にとってはショックだったのであろう。もともと、キャビンアテンダント(以下、CA)になるために大学では英語を専攻し、そのための勉強もしていたのだから、ご両親はCAになる事を信じて疑わなかったはずだ。しかし、一番びっくりしているのは本人だったようで、まさか自分がダンサーを目指すことになるとは思っていなかったという。
「友人に誘われて行ったダンススタジオの先生が魅力的で、絶対この人の下でダンスを勉強したいと思いました」
それから8年間に渡りその先生の右腕としてアシスタントを務め上げた。その間、舞台にも多く出演し、様々なアーティストのバックダンサーも経験。また裏方としても舞台演出や振付を手掛けるなど、多くの勉強をさせてもらってきたというから、彼女にとってはかけがえのない時間であったことは言うまでもない。ダンサーとしての活動を反対していたご両親も、彼女がアーティストの後ろで踊る姿がTVに映る回数が増え始めたあたりから応援をしてくれるようになり、今では一番の理解者だという。
その後、ダンサーからダンスインストラクターとなり、ダンス業界で言うところの〝教え〟に転身する。
「多い時は週に30レッスンを担当していた時もありました」
30レッスンとは、尋常じゃないレッスン数だが、今ではその大半を辞め、C8Fに集中しているという。
「今はC8Fに90%重心を置き、あとの10%は私のダンスの原点を忘れないような活動をしています」
C8Fを展開するオークローンマーケティングの担当の方々も、彼女の活動には理解を示し応援してくれているという。
「担当者の方々とは本当に良い関係を築けているので、オークローンマーケティングさんのためにも、私の持っているもの全てを出して、頑張りたいと思っています」
同じようなフレーズをオークローンマーケティングの方々からも聞いた覚えがあった。それは、あるクラブでC8F導入に向け社内で一人奔走してくれた担当者への感謝の言葉だった。
「〇〇クラブの〇〇さんのためにも、絶対期待に応えたい!」
そう何度も言う同社担当者の方々に、私は心を洗われた。仕事や人間関係って本来こういうもののはずだ。損得勘定や利害関係に囚われると、人間は一番大切なことを忘れてしまいがちだが、しんDoさんとオークローンマーケティング担当者は同じ気持ちでC8Fの発展のために鮮明なビジョンを共有している。
最後に、しんDoさんにC8F普及への意気込みを聞いてみた。「私のダンサー、そしてダンスインストラクターとしての本能と経験的に、C8Fは絶対に多くの方に楽しんでもらえると確信しています。そして、このプログラムを軸に、フィットネスクラブにおけるダンスレッスンの質を上げて、たくさんの人達をお腹いっぱいにできるような活動をしていきたいと思っています」10月からはC8Fの導入クラブも増え、しんDoさんも更に忙しくなるが、いつまでもその情熱と素直な気持ちを忘れずに頑張って欲しいと願い、今回の章を終わりにしたいと思う。






取材後記
取材後記約束した時間の10分前に取材場所に表れた彼女は、のっけからパワー全開で元気オーラを発散しまくっていた。レッスンも突き抜けたテンションの高さで、古き良き時代のレッスンスタイルを継承しており、見ているだけでこちらが楽しくなるようなクラスだ。そんな、しんDoさんがマスタートレーナーを務めるCORE8FITNESSが今後どのような発展を遂げるのか。業界の常識やしがらみを意識するがあまり、丁度良くまとまったスタイルには絶対にならないで欲しいと切に願うばかりである。
INTERVIEWER 丸山 寛

丸山寛
有限会社スポーツゲイト代表取締役社長
有限会社スポーツゲイトホームページ
URL:http://www.sportsgate.co.jp
個人BLOG:http://sportsgate.blog81.fc2.com/