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  • インストラクターのための音楽の選び方

フィットネスのグループエクササイズに欠かせないツールである音楽。スタンダードなエアロビクスやステップ、ラテンエアロ、アクア、格闘技系からクールダウン、ヨガ、ピラティス系まで、様々なエクササイズ・レッスンに対応できるよう多種多様なフィットネス用音楽が作られています。そんな中からレッスン内容に合った音楽を選ぶには何を基準にすればいいのか、株式会社ブラボーグループの広報の方にお話を伺いました

通常クールダウン・ヨガ・ピラティス系以外のフィットネス用CDは、グループエクササイズ用に特別に開発されています。一般のCDとの大きな違いは、グループエクササイズをスムーズに行えるよう特別な編集とアレンジが加えられているということです。

★特別な編集とは?★
【エクササイズ指導をスムーズに進行するため】
ノンストップミックス編集
32 カウント編集
【多彩なエクササイズにマッチするように】
スピードを変える
ビートを効かせる
曲調を変化させる

フィットネス用CDには、オリジナル楽曲(オリジナルアーティストの原曲そのもの)をミックスしたものと、カバー楽曲をミックスしたものがあります。オリジナル楽曲・カバー楽曲どちらもビートを効かせてダンサブルにミックスしてあるのでもちろんノリは抜群、そしてカバー楽曲の完成度もとても高いので、CDによってはカバー楽曲であることに気づかない場合もあるでしょう。レッスン用の音楽を選ぶ際のキーポイントである「使いやすさ」「曲の雰囲気」「レッスン内容とのマッチ度」「ノリの良さ」といった点から比較すると、多くの皆様にとってはオリジナル楽曲かカバー楽曲かはさほど重要なポイントではないように思いますが、とは言え中には「え、オリジナルじゃないの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。オリジナル楽曲の良さは、言うまでもなくアーティスト本人のボーカルでレッスンを楽しめること。一方、フィットネス用CDの多くを占めるカバー楽曲にも利点がたくさんあります。オリジナル楽曲そのものをフィットネス用にミックスしなおすとなると、著作権の問題や原曲のイメージ等もあり編集に限界が出る場合があるのですが、カバー楽曲の場合はボーカルを収録する前の時点から加工編集を加えられるため、アレンジの幅を広げることができます。例えば、オリジナルではスローなバラード曲を思いっきりスピーディーでパンチの効いた曲に仕上げたり、爽やかなポップスがダンサブルなラテン風に変身したり、といった具合に「大胆」「派手」「予想外」なアレンジも可能なのです。ガラリと生まれ変わったヒット曲でレッスンしていると、「この曲こんなにノリがよかったっけ?」なんて思うもこともあるかもしれません。また、元々ダンサブルな曲を更にエネルギッシュにしてノリノリ度を上げることだって可能ですし、少し昔のヒット曲にも最新の音楽シーンのトレンドを取り入れたアレンジが出来るという点も大きな魅力ですね。「楽曲をエクササイズによりマッチしたものにし、レッスン参加者のモチベーションアップにつながるフィットネス用音楽へと生まれ変わらせることができる」。これがカバー楽曲の最大の利点のひとつと言えます。オリジナル楽曲の良さ、そしてカバー楽曲の魅力。それぞれの利点を生かして開発された膨大なラインナップの中から、レッスン内容にピッタリの音楽を選んでみてください。

次に、エクササイズをスムーズに進行するための特別な編集のひとつに挙げた「32カウント編集」と、各エクササイズに適した音楽を選ぶ際の基準となる「BPM」についてご説明します。

★32カウント編集★
エクササイズの動きを構成する基本の単位。通常クールダウン・ヨガ系以外のフィットネス用CDは32カウント編集されており、CDジャケットにも表示されています。32カウント=8カウント×4→8カウントをベースにして動作を展開していくと音楽のフレーズとマッチして動きやすく、左右同じ回数ずつ行うことでバランスも保てます。
★BPM(ビート・パー・ミニッツ)★
1分間に刻まれるビート(4分音符)の数。数字が小さくなれば音楽のスピードは遅くなり、数字が大きくなればスピードは速くなります。エクササイズの内容や参加者に合わせてスローなテンポから早いテンポまで幅広いCDがあります。CDによってBPMの設定は様々です。
【多彩なエクササイズにマッチするように】
徐々にテンポが速くなっていくパターン…ハイロー向けに多い
始めから終わりまでテンポが一定…アクア、シニア、ステップ向けなどに多い
1曲ずつBPMが違う…ノンストップになっていない(曲がつながっていない)。
ストレッチ、パワー系ヨガ、ピラティス向けなど
BPM無設定(ビートが入らないため測定ができない)…リラクゼーション用環境音楽やヨガ系など

※機能改善エクササイズやサーキットトレーニングなどは、音楽を流すだけでBPMは意識しないケースもあります。※バイクエクササイズは、1レッスンの中で強度のアップダウンが入るので各曲の速さがバラバラのケースが多いです。上記の表はあくまでも目安のBPMです。実際のレッスン内容や参加者のレベルによっても適した音楽は変わってきますが、用途に合った音楽を探す際の参考にしてみてください。