My Dream,My Business ~ビジネスで夢をかなえる~

門田 正久さん
病院、リハビリ、フィットネス、
障がい者スポーツ分野で活躍!



01 活動の場を広げた恩師との会話


広島を拠点に活動する門田正久さんの仕事の領域は、ここ数年拡大の一途をたどっている。現在は主に4つの分野でアスレティックトレーナーとして活動。一つは、所属する医療法人飛翔会での仕事だ。スポーツ支援やデイサービスを運営するケアウイングで理学療法士やトレーナーの育成、介護保険法改正に対応した自治体への営業活動を中心に、選手のコンディショニングにも携わっている。

残りの3つは外部の仕事で、テクノジム契約トレーナーとしてメディカルフィットネス施設での研修業務や、アディダスパフォーマンスアカデミーディレクターとして民間フィットネスクラブでのマスタートレーナー育成研修、そして、パラリンピック強化委員として、各競技団体の選手強化策の案出~実施などに携わる。

アスレティックトレーナーとして活動の場を広げている門田さんだが、現在の各仕事に繋がるきっかけは、理学療法士になってすぐの頃、大阪のベテラン理学療法士の元に勉強に通っていた時の会話だったと振り返る。

「その方は、理学療法士として20年を超えるキャリアを持つベテランで、当時、脳性麻痺の子どものリハビリを担当していました。その時こう聞かれたんです。

『20年以上の経験を持つ理学療法士と、駆け出し1年目の理学療法士と、子どもさんの親だったらどちらに担当して貰いたいと思う?』。私は、『それはもちろん豊富なキャリアと経験を持つ方です』と答えました。すると、その人はこう言いました。『でもたとえばキャリアや経験にあぐらをかいて手を抜く人と、ひたすら誠意をもって100%の情熱と力で状況に対峙しようとしてくれる人だったら、親は絶対に後者を選ぶよね』と。

その時、知識も経験も不足していた私は、とにかく100%の力でとことんやっていこう、と心に決めました。今でもその時の想いは心に深く刻まれているんです」





02 「アスレティックトレーナーは黒子」


その門田さんの想いが出会いも引き寄せるように、門田さんの周りは、何事にも全力で取り組む人ばかりと話す。飛翔会の理事長も、メディカルやフィットネスの分野の仲間も、障がい者スポーツの分野でも、門田さんの想いや行動に共感する人が、門田さんの次の扉をあけていく。

直近では、2020年東京五輪が決定したことで、これまでボランティアながら100%の情熱と力を傾けてきた障がい者スポーツ分野に大きな予算がつくことになり、パラリンピックに向けた選手強化が本格的に始動する。障がい者スポーツトレーナーの育成における門田さんの役割は、一段と拡大することになる。

アスレティックトレーナーへのニーズが多分野で拡大している今、門田さん自身はトレーナーとしての業務から、次世代のトレーナーが働きやすい環境づくり、勉強できる機会の創出へと軸足を移していくことを計画する。

「アスレティックトレーナーは黒子。必要としている人のサポーターであること」
理学療法士として多くの人のリハビリに立ち会い、家族や患者さんの笑顔に、自身の喜びや存在意義を感じてきた。このアスレティックトレーナーとしての心得を大切にしながら枠をつくらず、持っている力を100%発揮できることを、自身のやりがいとキャリアに繋げている。





※この記事は、NEXT99号掲載分をWEB用に編集して掲載しております。
元記事:【NEXT99号 P22】

【Profile】

門田 正久さん



医療法人飛翔会理事/ 株式会社ケアウイング取締役
特定非営利法人ケアユナイテッド代表
日本体育協会公認アスレティックトレーナー、理学療法士、日本障がい者スポーツ協会公認障がい者スポーツトレーナー(日本パラリンピック強化委員)、介護予防主任運動指導員、ポールスターピラティスリハビリ認定トレーナー、アスリートパフォーマンスセンターメンターシッププログラム PHASE2およびリハビリメンタープログラム 修了



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