プロフェッショナルなトレーナーを目指す方へ

ピリオタイゼーションカウンセリング
株式会社ルネサンス
クオリティサポート部
アシスタントスーパーバイザー
安藤誉さん

クライアントの“青写真”を現実に
ピリオタイゼーションカウンセリング
基本的な考え方
まずカウンセリングで何より重要なのは、その方の“青写真”を見つけ ることです。人それぞれ「こうなりたい」という青写真を持っているのに、 長年生きてくるうちに、それがいろんな方向にぶれたり、生活環境や、様々 な体験が覆いかぶさり、自分でも青写真を見失ってしまう。ですので、 その方が「こうなりたい」「こうあるべきだ」と思う青写真を、まずクライアントと一緒に探します。これが見つかってはじめて、先々の設計図 をつくることができます。青写真を見つけてわくわくさせたところで、 そこに至る過程をご案内する。私はそれを「ピリオダイゼーション」と いう手法で見せていきます。これは、年間、1 ヶ月、1週間の単位でトレーニング計画を立てていく方法です。マクロサイクルは、4~6週、ミクロサイクルは1週間です。あとは、その方がどのくらいの予算を考えているかで、パーソナルトレーニングの活用法をご案内しますが、最初慣れるまでの1ヶ月程度は適応期間として週1回以上トレーニングすることをお勧めします。
名前
このカウンセリング技術のポイント

1.青写真を見つける質問力
お客様はそれぞれカウンセリングを受ける時点で、現状の自分と、自分が「こうありたい」と思っている青写真との違いを感じているものの、多くの方は、これまでの様々な経験や現在の生活環境の中で、半ばそれを実現することを諦めてしまっていたり、青写真を封印して忘れてしまっているんです。ですから、「これまでの人生でいつの状態がベストでしたか?」とか「これからやりたいことは?」など、青写真を見つけ出す質問をしていくことで、まずはそれを掘り起こしてあげる。それが掘り当てられると、すごく嬉しそうな顔をされます。それだけでも、その後のモチベーションを長く維持できることになりますし、それをベースに先々の設計図をつくりますので、クライアント本人の気持ちが定まりやすくなります。
2.青写真までの道のりは、マクロサイクルとミクロサイクルで明確に見せる。初めの1週間は動作スキルの確認と強度に対する反応を確認する期間と位置づける
青写真が見つかれば、次は道のりをつくる段 階に入ります。お客様は予め「どうしたいか」「ど れだけできるか」をお持ちの場合が多いですが、 それが明確で適切な方もいれば、お客様の限ら れた情報の中で何となく考えている場合も多い。 ここでは青写真を実現していくために必要と思 われることについて、現状と今後についての情 報収集をしていきます。当然ここで使うカウン セリングツールも青写真に応じて変わります。 聞き役でありながら、改善できるポイントをみ つけて気づいて貰うようにすることも重要です。
プランは、4~6週間のマクロサイクルと、 1週間のミクロサイクルで提示し、開始後1 ヶ 月は適応期間とし、トレーニングに慣れていた だくとともに、その方の情報収集をする期間と していますので、変化が出なくても安心してく ださい、ということも伝えます。
3.適応期間で「伸びしろ」を見つけ出し、「伸びしろ」の合計で変化に繋げる
その方の持つ青写真に対して、改善でき る「伸びしろ」は、運動面だけでなく、食 事や生活習慣の中にちりばめられています。 それを少しずつでもそれぞれ伸ばしてあげ るように促します。例えば、身体を変えた いという場合、既に運動をしている人であ れば、トレーニングで伸ばせる伸びしろよりも、食事面の改善で変われる伸びしろの ほうがずっと大きい。または、人によって は、食事面の改善は難しいものの、生活習 慣のここなら変えられる、というところが ある。クライアント本人が変えられる「伸 びしろ」のありかをいかにたくさん見つけ て、より効果が出やすい伸びしろに気づいていただいたり、少しずつでもそれぞれの伸びしろを伸ばす。そのことが成果に繋が りやすく、その成果を維持しやすい方法だと考えています。



株式会社ルネサンス クオリティサポート部 アシスタントスーパーバイザー 安藤誉さんProfile

株式会社ルネサンスでは、パートナ ー(アルバイト)スタッフから数多 くの売れっ子トレーナーが誕生して いる。そうしたトレーナーの育成に 一役買っているのが安藤誉さんであ る。自身も都内のクラブでパーソナルトレーナーの地位を築いた後、地 方立地のクラブでもその実力を実証 した。その「売る力」は、以前いた 会社のジムトレーナー時代に行って いた個別カウンセリングで培った。 安藤さんがカウンセリングに使う手 法は「ピリオタイゼーション」。クライアントが持つ「青写真」を引き 出した後に、そこに至るプランを、 年間、1 ヶ月、1週間という単位で 立て、到達するまでの道のりの全体 像を見せる。この方法をとることで、 カウンセリングを受ける人のほぼ 100%が長期間続くクライアントになる。