前号のおさらい!
前号では NISA でも取り扱う金融商品について紹介しました。
金融商品の違いを理解する事でご自身にあった資産の形成、運用方法が見つかるのではと思います。
今回は最近よく耳にする新NISAの人気ファンド、「オルカン」と「S&P500」について説明したいと思います。
「オルカン」と「S&P500」って何?
最近、メディアで良く聞く 2 つの投資信託ですが皆さんはご存じでしょうか。
共に三菱UFJ アセットマネジメントが販売する、現在資金流入がトップクラスの投資信託です。
前号のおさらいとなりますが、投資信託では、プロの投資家にお金を預けて自分の代わりに運用してもらいます。
少ない金額から購入することができ投資に関する高度な知識が無くても、
リスクを減らしなが続けられ、資産を運用することができます。
どちらもインデックスファンドと呼ばれ、株価の指数への連動を目指した運用を行います。
運用時の手間があまりかからないことから手数料が低く設定されている点もポイントです。
「オルカン」について詳しく!
正式名称は「eMAXIS Slim オールカントリー」。
アメリカの株が60%、他先進国を中心に世界中の株式に投資することができるファンドです。
投資の基本は「長期・積立・分散」。利益を再投資して長期間で運用し、定期的に一定額を購入、様々な国や金融商品に資産を分散することが大切です。
「オルカン」を新NISAの積立投資枠で購入を続けることで投資に詳しく無い方でも
リスクを減らして資産形成を進めることができます。
「S&P500」について詳しく!
正式名称は「eMAXIS Slim 米国株式」。
Appleやマイクロソフトなどを含むアメリカの500銘柄に投資することができるファンドです。
著名な銘柄に手軽に分散投資でき、情報技術やヘルスケアなど11の分野の企業に投資できることも魅力の一つ。
アメリカの企業に期待する方はこちらのファンドもおすすめです。
「オルカン」と「S&P500」 おすすめはどっち?
どちらの投資信託もアメリカの企業を多く含む為、アメリカの株価に大きく左右されて
しまいます。
リスクを減らしたい方は「オルカン」で世界中の株式に分散投資を、
Appleやマイクロソフトなどアメリカの企業に期待する方は「S&P500」を検討してみてはいかがでしょうか。
他にも様々な金融商品があります。
今回の記事がご自身の資産形成に合った金融商品を選ぶ一助になれば嬉しいです。