日本初！AIフィットネスの【HIRAX】
ピラティスを通じてAIと人の両方から多角的にサポートできるフィットネスジム
様々なトレーニングマシンを扱うフィットネスアポロ社が、2024年４月より新規事業としてAIフィットネスジムをオープンする。AIによるサポートを導入する最先端のジムだが、体験価値を高めるべく、ヒューマンタッチな、マシンピラティスのパーソナルセッションもオプションプログラムとして提供していく計画だ。 日本初の導入事例となる本施設の展開について、事業を展開するフィットネスアポロ社の花生浩介さんと古室雄也さんから話を聞いた。
AI搭載の最新マシンとシステム
フィットネスアポロ社が、AIを搭載したマシンを使ったフィットネスジム【HIRAX】をオープンする。
最大の特徴は、業務提携先のDRAX社（韓国）が開発したAI搭載のマシン【DRAX Fit】により、AIによるパーソナルトレーニングが実施できる点だ。この新型マシン【DRAX Fit】は、その日に実施したトレーニングデータ（重さ・回数・時間・スピード等）をクラウド上に蓄積し、AIによってそのデータを分析して、新たに最適化されトレーニングプログラムを提供する。データが蓄積されるにつれて、次第にプログラムがブラッシュアップされていくことになる。
HIRAXで働く魅力
このように、【HIRAX】ジムの最大の特長は、AIによりパーソナライズされたトレーニングのプログラムが自動的に管理・提供される点にある。運動に馴染みのない方や、運動を中断していた方にも、最適化されたトレーニングプログラムを提供することで、安全且つ効率的にトレーニングを行うことが可能となり、多くの会員が活性化されることが期待される。
この新しいジム運営モデルは日本初の試みとなるが、韓国では既に広く支持されており、多くのクラブで導入が進んでいる。
完全AIトレーニングが可能となる本施設だが、会員個別のニーズに応えるべく、有人によるオプションプログラムも用意されている。その一つがマンツーマンのマシンピラティスである。
パーソナルトレーナーの役割をAIが果たし、オプションプログラムとしてストレッチやピラティスを提供していくが、マシンピラティスの指導には高い専門性が求められ、相応に、高い体験価値が提供できることになる。AIが推奨する運動プログラムと並行してリフォーマーでのプログラムを提供することで、トレーニング内容が究極的に最適化されたものになる。
AIにより多くの仕事が人の手を離れる中で、AIの強みと、有人による指導の強みを掛け合わせることで、これまでに提供できなかった新たな体験価値が生み出される。
